III.国際的企業コードとしての法人番号

法人番号導入のメリットとして、共通の企業コードとして法人番号が活用されることによる負荷の低減、 中小企業も電子商取引に参入しやすくなることによる業界全体での電子商取引の普及促進及び効率化な どが期待されています。 国税庁が国連と国際標準化機構(ISO)の発番機関として登録し、法人番号は国際的にも唯一無二性 を確保した識別コードとして利用できるようになっています。国際標準規格から国税庁に付与された発 番機関コードと13桁の法人番号を組み合わせて利用します。 登録された国際標準規格は、UN/EDIFACTデータエレメント3055、ISO/IEC 6523-2、ISO/IEC15459-2の3 つで、企業間取引でのデータ通信や電子タグなどの識別子の中で利用できます。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)