I.皆様のおかげで10周年〜創立10周年のご挨拶〜

株式会社AXIS−Kは今年創立10周年を迎えることができました。 これもひとえにお客様、お取引先の皆様からのご支援、ご協力あってのことと深く感謝申し上げます。 弊社は平成17年9月5日に、横浜市中区に浦邊会計事務所の一角を借りてスタートしました。 当初は浦邊会計事務所の顧客サポートの充実が主な業務でしたが、徐々に業務内容やクライアントを 拡張するとともにお客様の各種ニーズに対応できるように、社会保険労務士、ファイナンシャル プランナー、行政書士、WEBデザイナー等、スタッフの充実にも努めてきました。 また、弁護士や司法書士、不動産鑑定士の先生方や金融機関との提携もすすめ、お客様の問題解決が よりスムーズに行える体制を確立することができました。 この経営サポート通信も少しでもお客様の役にたてればという思いで発行し続け、この号で98号と なりました。 平成19年には浦邊会計事務所の隣に、専用のオフィスを持つことができるようになりました。 また、この間に弊社代表である廣崎が税理士事務所を開設し、税理士二人がそれぞれの専門分野を いかしつつ、また、協力しながら業務を行う体制も確立することができました。 現在は税務相談、経営指導、記帳代行、各種ITサポート、労務管理、保険コンサルティングなど お客様がワンストップで問題解決ができるよう利便性の向上に努めております。 次なる10年に向けてお客様へより質の高いサービスを提供できるようスタッフ一同頑張っていきたい と思います。 今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成27年9月吉日 株式会社AXIS−K 代表取締役 浦邊剛至 廣崎英子

II.損益分岐点分析の手法

前号の「損益分岐点分析」についてもう少し掘り下げます。まず、売上高と利益の関係です。利益は売 上高から変動費と固定費の合計を差引いたものとなります。次に、売上高から変動費を差引いたものを 限界利益といいます。従って、利益は限界利益から固定費を差引いたものとなります。そして、この限 界利益を売上高で割ったものを限界利益率といいます。◆前号では、売上高320万円・変動費240 万円・固定費80万円と仮定しました。この数字に基づいて計算してみます。利益は売上高320万円 から変動費240万円と固定費80万円の合計320万円を差引いたものですから、0円となります。 利益が0円ですから損益がトントンとなり、この売上高320万円が損益分岐点の売上でした◆次に限 界利益率を計算します。売上高320万円から変動費240万円を差引いた80万円が限界利益となり ます。そして、この80万円を320万円で割った25%が限界利益率となります。利益は、限界利益 が80万円ですから、ここから固定費80万円を差引いた0円となります◆損益分岐点は利益が0円の 時の売上高ですから、限界利益=固定費の場合となります。従って、損益分岐点の売上高は固定費を限 界利益率で割ったもので計算できます。実際に計算してみます。今回の例では、固定費80万円・限界 利益率25%ですから80万円÷25%=320万円となります◆では、目標利益が20万円の場合の 売上高はいくらになるでしょうか?計算してみます。この利益20万円を限界利益率25%で割ると8 0万円です。この80万円を損益分岐点売上である320万円に加算すると400万円になります。検 算します。売上高400万円に限界利益率25%をかけると100万円です。この限界利益100万円 から固定費80万円を差引くと利益が20万円となります◆この分析手法を用いることによって収益改 善の方向性が見えてきますが、その大きな柱は、損益分岐点を下げることです。その方法は計算過程か ら明らかなように、固定費を下げる、限界利益率を上げることが有効です。固定費を下げるためには過 剰な設備を持たないことや労働生産性の向上などが挙げられます。また、限界利益率を上げるためには 仕入コストの削減や流通コストの見直しなどが挙げられます◆この分析手法は比較的簡便ですから、創 業計画を作成する際はもちろん、創業後の収益改善のために何をすれば良いかが見えてきます。ぜひ一 度分析してみることをお勧めします。

(起業コンサルタント 浦邊 謙佑) HP:ぜいりし.com 浦邊剛至税理士・行政書士事務所 ブログ:会計事務所の一日

III.絵文字や記号の表示

Webサイトを記述するHTMLを使って、絵文字や記号を表示することができます。 例えば「♥」と書くと、以下のようにハートマークが表示されます。 さまざまな記号を使うことで、画像を使わなくても視覚的な表現が可能になります。 以下の例は、記号と文字とスタイルシートの組み合わせで作ったリンクボタンです。
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テキストと同じように、色やサイズの設定ができますので、わかりやすく使いやすいコンテンツを作る ことができます。 ❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇  ♥ ♡ 強調や装飾に使えます! ♡ ♥ ❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇✢❇ 星や花だけでもたくさんの種類があります。 ✩✪✫✮✯✰ ✿❀❁❂❃⚘ この他にも装飾的な記号や機能的な絵文字がいろいろありますので活用してみましょう。
❅    ❆  雪   *     ❄  ❅         ❅  ❆  ☃  
ただし、ブラウザによっては表示されなかったり、少し絵柄が違う場合がありますので注意が必要です。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)

IV.厚生労働省の予算要求から見る28年度(1)

今回と次回は、助成金等経営者に係わる内容を中心に、平成28年度厚生労働省の予算要求の内容を紹 介したいと思います。 (女性の活躍推進及び仕事と家庭の両立支援策の推進) 【内容】 ・「女性の活躍・両立支援サイト」において企業の情報開示を進めるとともに、助成金の支給や中小事  業に対する取組支援の強化により、中小企業主を含めた企業の取組を加速化する。 ・現在ある育休復帰支援プランの策定支援に加え、対象を介護休業にも拡大(介護支援プラン)すると  ともに、育児休業中の代替要員の確保や介護離職防止等の取組を行う中小企業事業主に対する助成金  を拡充する。また、男性の育児休業等の取得促進のため、職場環境整備の取組等を行う事業主に対す  る助成金を新設するとともに、男性の育児と仕事の両立に取り組む企業等を支援するイクメンプロジ  ェクトを拡充する。 (マタニティハラスメント対策の強化) 【内容】 ・妊娠・出産等を理由とする不利益取扱い(マタニティハラスメント)について、迅速・厳正な行政指  導を行うとともに、事業主や人事担当者等に対する説明会等「マタハラ未然防止キャラバン(仮称)  事業」を実施する。 (良質なテレワーク・在宅就業の推進) 【内容】 ・テレワークモデル実証事業の成果を踏まえた周知、サテライトオフィスを活用したテレワークの普及 に向けた支援、導入経費に対する助成金の拡充を実施する。

(社会保険労務士 後藤 雅世) HP:後藤社会保険労務士事務所 ブログ:中小事業主と社労士受験生を応援する社労士日記

V.空前のブーム!

今、空前のプロ野球ブームなのだそうだ。 テレビ視聴率のランキングでは、先に終わった高校野球甲子園大会の数多くの試合がかつてないほど上 位にランキングされていたことを思い出した。今年は好試合や注目選手が多かったこともその要因の一 つではあると思うが、どうもそれだけではないようだ。 プロ野球の世界はといえば、昨年「カープ女子」が流行語大賞の年間トップテンに選ばれたのがその象 徴かもしれない。 地上波でプロ野球の試合中継にお目にかかることはほとんどなくなったが、これが逆にプロ野球人気を 盛り上げる一因になったといわれている。その代わりに、CS放送などではひいき球団の試合を試合開 始から終了までライブで見ることができる。また、パ・リーグでは各チームの本拠地が全国に広がり、 地元チームの応援が盛んだ。もちろん、各球団の努力も見逃すことはできないが、それだけで空前のブ ームとなったとは考えにくい。 あくまでも主役は選手たち。個性的、かつ魅力的な選手が増えてきたことが最も大きな要因ではないだ ろうか。例えば、ヤクルトの山田選手やソフトバンクの柳田選手、阪神の藤浪投手や日本ハムの大谷選 手。そして、藤浪投手の高校時代の一年後輩である西武の森選手などの面々だ。彼らはかつての個性的 な名選手たちと比べても一味違う個性があり、とても魅力的だ。 多くの選手がその個性を競っているのが現在のプロ野球界のように思う。画一的ではなく、それぞれの 選手が自分の長所を目いっぱいパフォーマンスする姿。そこが何ともたまらない。

(覆面ライター 辛見 寿々丸)