V.良い意味での脱力感

サッカーのW杯ムード一色の中、今年もAKBグループの選抜総選挙が行われました。この日、なぜか ひどい脱力感に襲われた私はさらなる脱力感を求めて?初めてこの総選挙のTV観戦?を行ったのでし た。 今回は、過去連覇を果たしたメンバーがいないということから指原さんの連覇に注目が集まったようで した。 3位までの発表が終わり、会場は大いに盛り上がります。2位の発表が終わり、1位は渡辺麻友さんに 決定しました。 その後は、恒例のスピーチとなるわけですが、今年の渡辺さんの意気込みは頼もしく立派なもので、い よいよ、連覇どころか長期政権の予感さえうかがわせるものでした。 毎回さまざまなドラマが生まれるこのイベントですが、どういうわけか私にとってはほほえましく感じ られるのです。それが良い意味での脱力感につながっているのだと思われます。 若い女の子たちが一生懸命頑張っている光景に勇気や力をもらう一方で、それぞれの個性が最も輝くの がこのイベントの素晴らしいところではないでしょうか。 改めて彼女たちのステージでの衣装をよく見てみてください。一見同じように見えますが、一人ひとり 少しずつアレンジされているのがわかると思いますよ。

(覆面ライター 辛見 寿々丸)