III.インターネット選挙とは

インターネットを使った選挙運動を夏の参院選から解禁する公職選挙法改正案が各党から提出されまし た。 日本の公職選挙法では、選挙運動のために使用する文書図画は、通常はがきまたはビラ以外は領布する ことが禁止されています。インターネットを利用して選挙運動を行うことはこの文書図画の領布に該当 すると解釈され、選挙期間中は候補者のホームページやブログは更新できないことになっていました。 パソコンやスマートフォンを使った選挙戦には抵抗感を持つ候補者も多く、各党では研修会などを行っ て対策を急いでいるそうです。 一方、有権者への意識調査では半数がネット選挙解禁に賛成したものの、候補者・政党からのメールは 受け取りたくないという回答も半数以上というデータがあります。 投票する側としては、調べたい情報に快適にアクセスできるようになれば、関心が高まり投票率も上が るのではないかと思います。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)