I.がんばれ日本!!
激動の2011年が終わり2012年が始まろうとしています。
今年が皆様にとって、明るい一年になる ことを心よりお祈り申し上げます。
昨年、日本では大変なでき事がたくさんありました。
東日本大地震、津波、そしてそれによる原発事故
長野県での大地震
甚大な被害をもたらした台風15号
大企業による数々の不祥事 戦後最高値を更新した円
一方で人々を元気づけてくれる明るいニュ ースもたくさんありました。
全国のタイガーマスク現象
間寛平がアースマラソン完走
市民ランナー川口選手の活躍
なでしこJAPANがワールドカップで優勝
テニスの錦織圭選手の世界ランキング24位
ブータン国王夫妻の来日
(スポーツネタが多くてすみません)
未曾有の天災、人災に見舞われた日本ですがそれに立ち向かう強さ、家族や友人との絆、人間の思いやりなどを再認
識した人も多かっ たように思います。
世界中からもたくさんの優しさや思いやりをもらいました。
震災からの復興にはまだまだ時間はかかるでしょう。
原発事故の後処理はさらに長い期 間が必要でしょう。
経済の見通しもまだ明るいものではありません。
増税や社会保障費の値上げも避けられないでしょう。
それでも、みなが、叡智を出し合い、今、できることを一つ一つやっていけば、きっとその先には明るい明日が見え
てくると信じています。
がんばれ日本!!
II.政権交代は誰のため?
プロ野球界に横浜DeNAが誕生しました。本拠地は横浜から移転しないことも決定しました。これにホッとしたの
は横浜ベイスターズファンだけではなく多くの横浜市民も同じ気持ちかもしれません▲しかし、残念に思ったのは参
入決定後の春田会長の発言です。来季の目標について問われた同氏は「最下位脱出」と回答し、さらに「3年以内に
・・・、5年以内に・・・」と続けてしまいました。経営という視点から考えれば当然としても、プロスポーツの世
界です。「優勝争い」という言葉が欲しかったというのが素直な感想です▲現にサッカー界では、J2からJ1に昇
格したばかりの柏が優勝しました。何が起こるかわからないのがプロスポーツです。優勝を目指さずプレーすること
は、各選手のモチベーションに大きな影響を与えるというより考えられないことではないでしょうか▲ところで、直
近の世論調査では内閣支持率の低下と消費税増税反対の世論が強くなっているようです。内閣支持率の低下はともか
くとして、消費税増税に反対の世論が高くなっているのは少し気がかりです。私の記憶が正しければ、最近までは消
費税増税容認の世論が反対を上回っていたような気がするからです▲年度末へかけて議論が激しくなって行くことは
間違いないのですが、問題はその中身です。「社会保障と税の一体改革」に不退転の決意を持って取り組むという野
田首相ですが、その実態は消費税増税だというのが大方の見方です▲財政が厳しいからただ単純に増税をお願いしま
すということであれば、子どもでも考えつくことです。政権交代の立役者?となった民主党マニフェストにはどのよ
うなことが書かれていたのでしょうか。平成25年度までに国の総予算を組み替えて16.8兆円の財源を生み出すこと
を実現することを約束しています▲マニフェストに誤りがあったのであれば国民に丁寧な説明が必要なはずです。こ
の政権交代に際し、増税をお願いをした人がいたのでしょうか。誰もお願いしていないことを勝手にどんどん進めて
しまう現政権。不退転の決意とは一体誰に対しての決意なのか?まったくわかりません。
III.ホームページに地図を載せる
ホームページの会社案内等に地図を載せる場合、GoogleMap のマイプレイス機能を利用すると便利です。
設置方法は以下のとおりです。
住所検索等で地図を表示させて「マイプレイ ス」をクリックします。
「地図を作成」で作成モードに切り替えます。
タイトルと説明を入力し、必要な目印を地図上に設定します。
目印にもタイトルと説明を載せることができます。
サイトへのリンクや写真・ロゴマーク等を表示させることもできます。
保存・完了して「マイプレイス」をクリックすると作成した地図が一覧表示されます。
選択して作成内容を確認しましょう。修正する場合は「編集」で入力内容を変更することができます。
完成した地図をホームページに掲載するには、リンクコードを生成してHTMLに埋め込みます。
右上のリンクボタンをクリックして「HTMLを貼り付けてサイトに地図を埋め込みます」の下の行のテキストボッ
クスの内容をコピー してHTMLの中に貼り付けます。
サイズ変更は「埋め込み地図のカスタマイズとプレビュー」で開いた画面で行います。
幅と高さを直接指定することもできます。
画面下部のテキストボックスの内容が、貼り付けるコードになります。
(Webデザイナー)
IV.消費税法の事業者免税点制度の見直し
平成23年度の税制改正において、消費税の事業者免税点制度の適用要件が見直されました。
この事業者免税点制度とは、中小事業者の納税事務負担などに配慮して、その課税期間の基準期間における課税売上
高が1千万円以下の事業者については、その課税期間の課税 資産の譲渡等について、消費税を納める義務が免除され
る制度です。
基準期間とは、個人事業者の場合は、その年の前々年、法人の場合は、その事業年度の前々事業年度です。
新たに設立された法人の場合には、基準期 間が存在しないため、設立1期目及び2期目は 原則として免税事業者とな
ります(資本金の 額又は出資の金額が1千万円以上の新設を除 きます)。
今回の改正により、その課税期間の基準期間における課税売上高が1千万円以下であっても、その課税期間の特定期
間の課税売上高が1千万円を超えた場合、その課税期間から課税事業者となります。
なお、課税売上高に代えて、所得税法に規定する給与等支払額の合計額により判定することもできます。
特定期間とは、個人事業者の場合は、その年の前年の1月1日から6月30日までの期間、法人の場合は、その事業年度
の前事業年度開始の日以後6ヶ月の期間です。
特に注意が必要なのは、新たに設立された法人の場合です。改正前は、設立1期目及び2期目は原則として免税事業者
となりましたが、改正後は、設立1期目の開始の日から6か月間で課税売上高が1千万円を超えた場合には、2期目は課
税事業者となります。
なお今回の改正は、平成25年1月1日以後に開始する年又は事業年度から適用されます。
6か月間の判定期間は平成24年1月1日から始まります。
(企業会計コンサルタント 比留川 益朗)
V.新年あけましておめでとうございます!
2012年がスタートしました。新しい年の始まりはすがすがしい気持ちになりますね。
昨年は日本にとって大変な年となりました。2011年3月11日に起きた東日本大震災を私たちは記憶に留め、前進してい
かなければなりません。
震災により日本を超えて世界各国との絆が感じられたような気がします。昨年の流行語大賞では絆がトップテン入り
しました。大切にしていきたい言葉ですね!
今年は現存する電波塔としては世界1位を誇る東京スカイツリー が5/22にオープンします。建設当時から話題になっ
ており、建設地である墨田区では今後観光客の集客が期待されます。
また今年は夏季オリンピックがロンドンで開催されます。今回のオリンピックから野球とソフトボールの競技が除外
されました。また空手、ゴルフ、7人制ラグビー、ローラースケート、スカッシュの追加も検討されましたが、いずれ
も見送りとなり、前回の北京大会からは2競技減少し、26競技が開催される事になっています。
皆さんご存じでしょうか?温室効果ガス6種の削減を決定した京都議定書の期限が2012年までとなっているのです。
日本は90年比で6%の削減目標となっています。達成するには厳しい状態です。
2012年はどんな年になるのでしょうか。
世界が平和な年であればと切に願います。
(ファイナンシャルプランナー 小林 裕美)