V.たばこ値上げ

10月1日より多くの銘柄のたばこが1箱80円以上の値上げとなります。 値上げの要因はたばこ税が1本3.5円に引き上げられ、1箱70円分の増税となり、これに加え仲介手数料や消費税も加 わるためです。 たばこの値上げにより禁煙補助商品の売れ行きが増加しているようです。 喫煙率の減少に拍車がかかる中で日本たばこ産業(JT)は無煙たばこを売り出しましたが、これが大ヒットしています。 無煙たばことは火を使わずに煙も出ないもので、タールはゼロでニコチンは微量が含まれているそうです。 使用頻度に応じて1本のカートリッジで半日から1日程度楽しめます。 受動禁煙の心配がないため、周囲に迷惑をかけずにさまざまな場所で使用できるのが人気のようです。 無煙たばこについてJTでは、ニコチンが口に入るので口腔癌の要因にはなると認めており、禁煙推進団体などからは 煙はなくても臭いがあるため喫煙場所を制限するように呼びかけています。 航空会社では無煙たばこの取扱いが異なっています。 JALでは機内での使用が認められており、ANAでは認められていません。 ANAが認めていない理由として「他の電子たばことの区別が難しいため」との事です。 禁煙者、喫煙者が不快にならない対策が今後も必要なようですね。

(ファイナンシャルプランナー 小林 裕美(旧姓:小池))