III.パソコンで作る 手書きPOP用紙

商品説明やアピールポイントを伝える効果が高い手書きPOPですが、用紙を工夫することでよりインパクトの強い ものになります。 今回もWordのオートシェイプの機能を使って作ってみましょう。 上の図はオートシェイプの基本図形の「四角形」と「ブローチ」を重ねたものです。四角形の塗りつぶしの設定を 「塗りつぶし効果」にして「テクスチャ」から「デニム」を選びました。テクスチャには木目や紙袋などが用意さ れていますが、自分で撮った写真などを使うこともできます。商品のイメージに合わせたテクスチャを使えば印象 に残りやすいですね。 用紙自体の形を工夫するのも効果的です。「ブロック矢印」や「星とリボン」は、そのまま切り抜いて使えます。 「星」は頂点の数が選べてギザギザの角度が調整できるので、いろいろな使い方ができます。例えば頂点が8個の 星を使って下の図のように2つの正方形を重ねた形を作ることもできます。頂点が4個や5個の星を角度を小さく して作れば、星型の飾りとして使えますね。 POP用紙を作る場合は少し厚手の紙が適していると思います。後からペンで書き込みやすいことも大切な条件です。 書いた内容が引き立つようなPOP用紙を作りましょう。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)