III.パソコンで作る ダイレクトメール

 ダイレクトメールを送る場合、チラシのような不特定多数に宛てたメッセージではなく個人宛の手紙として出す  ことで効果が上がるといわれています。お客様個人の好みを踏まえたご提案としての商品・サービスの紹介であ  れば、有益な情報提供となる可能性が高く書く側も読む側も無駄が少なくてすみますね。手書きで書けば更に丁  寧な手紙になるのですが、パソコンで作成する場合は、いつ誰にどんな手紙を送ったかの履歴を残すことができ  るというメリットもあります。和紙などのきれいな色や模様の入った印刷用紙も市販されていますので、かなり  高級感を出すこともできます。プリンタやインクの種類にあわせていろいろな用紙が出ていますので、用紙を選  ぶときには機種と用紙設定の対応などを確認しましょう。  丁寧な手紙やお得な情報が中に入っていても、封筒を開けてもらえなければお客様にメッセージは届きません。  封筒を開けてもらうための工夫はいくつかあると思いますが、簡単なのは中に何が入っているかを封筒に書いて  しまうという方法です。  「割引クーポン券が入っています!」などの文章を宛名と一緒に印刷すれば中身に興味を持ってもらうことがで  きますね。お手持ちのプリンタで封筒印刷できるかわからない場合は、印刷設定の画面で用紙として「封筒」を  選択できるか見てみましょう。選択できる場合は用紙サイズにも「長形3号」「洋形6号」など封筒のサイズが  表示されますので、ダイレクトメールに使う封筒をその中から選びましょう。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)