III.画像とテキストの使い分け

 ホームページのデータはWebサーバからインターネットを介してパソコンに送られてきます。この中で実際に  画面に映し出されている部分は画像データとテキストデータです。CI・ロゴや見出し等は画像、説明文等はテキ  ストデータになっていることが多いです。「経営サポート通信」も、タイトルの部分は画像、地の文章はテキスト  データとして管理しています。 文字を画像にするメリットは、フォントが自由に選べたり視覚効果を付けること  が出来る点です。またホームページを見ている人は各自パソコンにインストールされているブラウザで見ているわ  けですが、そのパソコンのOSやブラウザのフォント設定に左右されず表示出来る利点もあります。  外国語の特殊文字や機種依存文字を使っても文字化けの心配もありません。    文字をテキストデータにする場合は、上記のような点には注意が必要になりますが、重要なキーワードはテキスト  にする場合が多いと思います。Googleなどの検索エンジンではテキストデータを対象にしているからです。サイト  内検索もテキストデータになっていなければ見たい情報に辿り着けないことになってしまいます。    フォントや視覚効果による表現や、誤解がないように情報を送ることも重要なのですが、検索でヒットしないと見  てもらうこと自体が難しくなります。    画像の文字とテキストの文字をバランスよく使い分けることで効果が出てくるのです。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)