III.企業のパンデミック対策

 新型インフルエンザのような感染症が大流行した場合、企業でも大多数の人が長期間休んだり  自宅待機しなければならなくなり、事業の継続が難しくなることが予想されます。  家族が感染して自分も発症するかもしれない場合や、自分が感染し、治癒した後に感染拡大を防ぐため  自宅待機している期間などは、出社できなくても自宅で作業が行なえる業種や職種もあるでしょう。    電話やインターネットを使って仕事ができれば、ある程度縮小はしても事業を継続することは可能に  なります。  誰かが出社できなくなった時に他の人が代わって仕事ができるよう、マニュアルを作り、研修をする  必要もあるかもしれません。    重要なのは、どんな事態が想定できるのか前もって検討、シミュレーションをしておくことです。  電話、FAX、メール、テレビ電話などを使って仕事ができるような仕組みを構築し、使い方や  勤務時間の扱いなどのルール決めをして、いざという時に慌てないよう対策をしておきましょう。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)