III.パソコンの熱対策

 夏になると、パソコンの音が急に大きくなることがあります。    パソコンの中の部品には、熱に弱いものがあり、冷却ファンで風を送って冷やしながら動かしている場合が  多いです。部品の温度が上昇するほどファンが回って大きな音が出るのです。    この状態が続いていると、電気代やパソコンの寿命が気になりますし音もうるさいですね。  冷却しきれなくて温度が上がりすぎてしまうと、熱暴走を起こす危険もあります。  なるべくパソコンは涼しい場所に置くようにしましょう。直射日光が当たる場所やパソコンの通気孔を壁で  ふさいでしまうような場所に置いていると、内部は気が付かないうちに高温になってきます。    通気孔の周辺には物を置かないようにして、熱を逃がしやすくしましょう。ホコリが溜まっっていたら  掃除機で取り除きましょう。  ノートパソコンの場合は角材などを置いて、少し浮かせて風通しを良くするといいようです。アルミニウム製  の台に冷却ファンの付いたものや、熱を吸収する素材でできたシートなども販売されています。  筐体を開けられるパソコンの場合は、冷却ファンやヒートシンクの部分を掃除することでも温度の上昇を軽減  できると思います。    パソコンの内部を掃除するときは、必ず電源を切り、コンセントを抜きましょう。そして部品に素手で触ら  ないように注意してください。掃除機を使う場合も、直接当てたりぶつけたりしてはいけません。  エアースプレーやブロアーを使ってホコリを吹き飛ばすのをお薦めします。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)