IV.社労士から見る2009年

 皆様、新年おめでとうございます。  昨年はいかがな年でしたか?    社労士から見た2008年は「年金問題」「標準報酬改ざん問題」と国民を不安にさせる  問題が噴出。さらに年末には「派遣切り」「新卒者の内定取り消し」と不安に追い討ちを  かけるという1年でした。    2009年は、社労士から見てどんな年になるのか?今回は今年、新聞・TVで取り上げ  られそうなキーワードを予想してみました。    「国民年金の国庫負担引き上げ」   現在、国庫負担は3分の1ですが、2009年には2分の1になる予定です。    「割増賃金率の引き上げ」  2010年に改正する予定です。今年、経済界との調整が本格化してきますね。    「業務委託・派遣・期間雇用」  これらは、昨年に引き続き様々な問題がでてくるでしょう。  この3つのちがいを知っておくとよいでしょう。    「解雇」  不況になると、解雇を言い渡されたり、従業員を泣く泣く解雇することも多くなります。    「日本年金機構」  社会保険庁解体の手始めとして昨年、健康保険が「協会けんぽ」に移行しました。  今年は年金業務の移行につき具体的な話がでてくるでしょう。    * * * * * * * *    年の始めなので、明るい話題にしたかったんですが、社労士から見る2009年は  決して明るい年ではなさそうです。

(社会保険労務士・JCDA認定キャリアカウンセラー 後藤 雅世)

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