I.困ったときのアクシスケー
今年も残すところあとわずかとなりました。 今年は原油高、世界同時株安、円高など 頭の痛いニュースが多かったように思います。 皆様にとってはどのような1年だったのでしょうか。 このような経済情勢の中、売上が下がった、資金繰りが良くないといった会社も多い かと思います。 金融機関の貸し渋り、貸し剥がしというお話も耳にします。 その一方で、利益が予想より出たので税金対策が大変という会社もあります。 日本全体で見ると景気は悪くなっているという傾向は確かにあるのですが、地域や業種 によっては景気の良い所もあるようです。 また、同じ業種の中でも、ある会社は売上 が伸びているのに、別の会社では全く振るわないという現象もおきています。 また、黒字を出しているが資金繰りがつかなくて倒産という場合もあります。 このような経済環境の下では、ただ売上が上がらない、利益がでない、資金繰りが悪い と嘆いていてもなかなか状況は改善しません。 なぜ売上があがらないのか、どういう商品やサービスが売れているのかという分析や、 売上が下がったり、仕入原価が高くなっている中でいかに利益を確保していくかという 対策、早めの資金繰り対策など、今まで以上に経営者に求められるものは大きくなって います。 しかし、中小企業の経営者の方は自らも現場に出ていることも多く、一人で現状を分析 し、経営計画を立て、新しい商品やサービスを考え、社員教育をし、資金繰り対策まで 行うのはなかなか難しい場合もあると思います。 そんな時は一人で悩まずに是非、私どもへご相談ください。 すぐに解決できる問題もあれば、解決には時間が必要となる問題もあるかと思います。 しかし、人に話すことで問題が整理され解決への糸口が見えることも多いものです。 皆様どうぞよいお年をお迎えください。(CFP 廣崎 英子)