V.ムダな公共事業
先日、東北地方へ初観光に行ってきました。 まず新幹線で盛岡まで行き、その後はレンタカーを借りて十和田湖を目指しました。 ナビで盛岡駅から十和田湖までの経路を検索し、高速道路を利用する経路が一番に出てきました。 しかし、地図で見ると一般道と高速がほぼ平行しています。特に急ぐ用もなかったので、一般道 で行く事に決めました。一般道は土曜日であるのにも関わらず、とても空いていて首都圏とは 大違いだなぁーと思いながら運転をしていました。 少し進むと高速が隣に見え地図と同様、平行して走っていました。高速はがらがらで 通っている車を探す方が大変なくらいでした。 しばらく進むと山が前方に見え、高速はトンネルになり、一般道は山の脇道に入りました。 何もトンネルを作る必要なんてないのになぁーと感じました。 大して一般道と大きく変わる距離ではないように思えたのです。 高速を使うのはおそらく初めて来る観光客くらいなのではないかと思います。 地方に公共事業はもっともっと必要だと言う人がいます。しかし、地元の人が利用するものを 作らなければ意味がありません。空港も全国に約83箇所ありますが、本当に必要なのでしょうか? もっと他に国の税金をかけるべきではないかと思う今日この頃です。(FP 小池 裕美)