IV.ワークライフバランスと助成金

 平成19年12月「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)憲章」および「仕事と生活の調和のための  行動指針」が策定されました。「国民1人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を  果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて  多様な生き方が選択・実現できる社会」を掲げています。人生のなかで私たちは1つの役割(仕事人)  だけでなく、いろんな役割(夫・妻、父・母等々)をもっています。人生を豊かに過ごすためには、その  役割をうまく重ね合わせていくことかもしれませんね。さて、助成金にもワークライフバランスを支援する  企業のためのものがあります。それがこちら。  <両立支援レベルアップ助成金・子育て期の短時間勤務支援コース>  概要:就業規則等により子育て期の労働者が利用できる短時間勤務  制度を設け、労働者に利用させた事業主に対して奨励金を支給することにより、労働者が育児のために  必要な時間を確保しやすい短時間勤務制度の普及促進を図ることを目的としています。  支給金額:対象労働者が最初に生じた場合、中小事業主については50万円。  ただし、一般事業主行動計画の策定・届出のない場合は40万円。  中小事業主以外の事業主については40万円。ただし、一般事業主行動計画の策定・届出のない場合は30万円。  導入を検討の際は、弊社までご連絡ください。

(社会保険労務士・JCDA認定キャリアカウンセラー 後藤 雅世)