I.確定申告に思う その1
確定申告のシーズンが終わりました。確定申告に関わる数々のエピソードから今回と次回にわたって 2つご紹介します。 まず、e-Taxについて。今年は、自分の確定申告をe-Taxで行いました。事前準備として区役所で 住民基本台帳カードを申請。一応係の人に「これで電子申告できるんですか?」と聞くと、「電子申告に 利用するならこちらの用紙にも記入してください」と別の紙を出してくれました。自分から言わないと、 ただの住民基本台帳カードになってしまうようです。そのあとの手続はスムーズで、約20分程で 住民基本台帳カードがでました。 会社にあるICカードリーダを借りてきて、これで準備は万端!よし、電子申告始めよう!まず、カード リーダのドライバをインストール。それから国税庁のホームページからe-Taxの開始届を送信。そして e_Taxの確定申告書作成コーナーで申告書完成。ここまではいたって順調。カードリーダーをつなげて いざ送信。エラー!!。なんで? 調べると初期登録がされてないらしい。そこで改めて初期登録。ところが、区役所でもらった登録用の 公的個人認証ソフトがインストールできない・・。別のPCでインストールするとOK。それではそちらの PCで送信しようとするとまたまた、送信エラー、今度はICカードが認識できない?!何度やってもだめ なのでまたもとのPCに別のPCから公的個人認証ソフトをインストール、元のPCから送信するとこんどは OK。この間合計3時間。ちなみに私は元SE。SEの視点からみてみるとやや複雑。e_TaxのHPから開始届を 提出し、海外の会社のHPからJAVAソフトをインストールし、カードリーダの添付CDからドライバの インストールし、区役所でもらったCDからクライアントソフトをインストール、申告書作成はe_Taxの HPからと処理があちこちへとぶので、その度にCDをいれたり別のマニュアルを参照したりと手間がかかり すぎる印象です。すべてe_TaxのHPからできるようにすれば楽なのになあ。(CFP 廣崎 英子)