W.曖昧なタイムトラベル

10月初旬、千葉の幕張で開催された情報通信・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2007」 を 見てきました。 会場に入る前から、左上の写真のロボットが出迎えてくれました。そして、予め登録したコードを入力して チケットを自分でプリントアウトして入場。広い会場に895もの企業や団体が展示やデモを行なっています。 1日では廻りきれなかったほど、いろいろな製品や技術が紹介されていました。 最も注目を集めていたのは、ついに発売が決まった有機ELテレビでしょうか。携帯電話や携帯オーディオ プレイヤーのディスプレイとしても有機ELを搭載した製品は、いくつか展示されていました。 ネットワークにつながる家電や、ますます薄く大画面になる液晶テレビなど、既存の技術にも磨きがかかって いるようです。 デジタル鏡やデジタル書道、手の動きを読み込ませて操作するカーナビといった、現在研究中の技術を使った 試作品もたくさんありました。 このような最先端の技術の中には、今後普及していくものもあり、他の何かに置き換えられてしまうものも あるでしょう。多くの人の目に触れ、影響を受けて、その方向は変わっていくのかもしれません。 様々な可能性を含んだ曖昧な未来が、そこに形成されていたと思います。 今後、未来はどう確定するのか、楽しみですね。

(Webデザイナー 三嶋 由紀江)