T.その保険で大丈夫?保険見直しのおすすめ
自宅兼事務所で飼犬がお客さんの口に噛み付いて大怪我をさせてしまった。 幸い今は元気になりましたが、その間、怪我をした方もさせてしまった方も大変な事だったと思います。 訪問先でFAX機に水をかけて壊してしまった。酔っぱらったお客さんが、椅子から転げおちた。 これも実際にあった事件です。(誰に起きた出来事かは・・・言えません) リスクは起きる前に、予防するのが一番なのですが、あらゆるリスクの予防をするのは不可能です。 そこで事後の対策として保険を利用します。起きてしまった事をなかったことにすることにはできない。 せめて経済的な損失だけでも補えるようにしようというわけです。 ここで、別の問題が浮かんできます。今入っている保険ではどんなリスクに対して保障があるの?ということです。 平成17年に横浜で記録的な豪雨になったことがありました。 弊社のお客様のA社でも1階店舗が床下浸水し、水が引いたあとも、床や壁の修繕等で休業を余儀なくされました。 やっと営業を再開し、保険の申請をしてみるとなんと、床下浸水ではほとんど保険金がおりないというのです。 A社ではさっそく保険を見直し、床下浸水でも全額補償され、休業補償金も出る保険に切り替えました。 逆の例ですと、自宅の火災保険で建物とは別に家財一式に1千万円分の保険をかけている方がいました。 家財に1千万円分の保険をかけていたとしても、万が一の時に1千万円分保険金が下りるのではなく、 実際に被害にあった家財の価額が保険金の限度となります。 実際の家財一式の価額は多く見積もっても3百万円程でしたので、保険の見直しを行い、保険料が安くなりました。 本当に必要な保険がかけられているか?無駄な保険に入っていないか一度見直してみることが必要だと思います。(CFP 廣崎 英子) (保険の無料見直し相談はAXIS-Kまで。)